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インプラント治療の費用が高いのはどうして?その理由を詳しく解説!

インプラント治療の費用イメージ

こんにちは。千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」です。

インプラントは、機能性や審美性に優れているメリットの多い治療法です。

しかし、インプラント治療にかかる費用の高さに驚かれる方も多いのではないでしょうか。治療費の高さは、治療を行うかどうかの大きな判断要素の1つでしょう。なぜインプラント治療は、費用が高いのでしょう。

今回は、インプラント治療の費用が高い理由や高くても選ばれる理由、インプラント治療の費用を安くする方法はあるのかなどについて詳しく解説します。

インプラント治療の費用相場

インプラント治療の費用相場イメージ

失った歯を補う方法には、インプラントのほかに入れ歯やブリッジでの治療があります。インプラントと、入れ歯やブリッジの費用を比較しました。

<費用相場の比較>

治療方法インプラント(1本)入れ歯ブリッジ
保険治療(3割負担)5,000円~2万円2万円~3万円
自費治療20万円~40万円15万円~80万円5万円~20万円

入れ歯やブリッジの保険治療では、インプラントよりも大幅に費用を抑えることができるでしょう。治療期間もインプラント治療に比べて短いです。

しかし、保険治療の入れ歯やブリッジは、機能性や審美性がインプラントに比べて劣ります。経年劣化により、数年に一度作り変えなければならないこともあります。作り替えるたびに費用がかかることはデメリットといえます。

インプラント治療はほかの治療に比べて費用は高いですが、審美性や機能性が高く寿命が長いというメリットがあります。しっかりとメンテナンスを行っていれば10年以上使えることも多いです。

将来的なことも視野に入れて、自分に合った治療を選択しましょう。

インプラント治療の費用が高い理由

インプラント治療の費用が高い理由イメージ

インプラント治療の費用が高い理由は、以下のとおりです。

・自費治療である
・材料費や設備費が高い
・専門的な知識と技術が必要
・治療期間が長い

詳しく解説します。

自費治療である

インプラント治療は、保険適用外の自費治療のため全額自己負担です。基本的に保険が適用されるのは、必要最低限の健康を維持するための治療とされています。

インプラント治療は審美性を高める目的が強い治療と判断されるため、保険が適用されないのです。また、自費治療は歯科医院が価格を自由に設定できることから、高額になる傾向にあります。

材料費や設備費が高額

インプラントはさまざまなメーカーから発売されていますが、インプラントは顎の骨に埋め込むものであるため、安全性が高く品質が保証されたものを採用するのが一般的です。高品質なインプラントは高額ですが、術後のトラブルを避けるためにも選択する歯科医院が多いでしょう。

また、インプラント治療は外科的な手術を行うため、精密検査を行う機材や徹底した衛生管理が求められます。例えば、歯科用CTをはじめとする最新の設備や、衛生管理が徹底された治療室などが挙げられます。

高品質なインプラントを用意して整った治療環境を維持するためには、高額な費用がかかります。そのため、インプラントの治療費にも影響を及ぼすのです。

専門的な知識と技術が必要

インプラント治療は歯科医師なら誰でも行うことはできますが、一般的な歯科治療の知識に加え、高い専門性が必要とされています。最新の技術や知識を習得するためにも、定期的に講習を受けたり勉強を続けたりする必要があるでしょう。

高度な技術を持つ歯科医師は限られています。歯科医師の技術料も治療費に含まれるため、インプラント治療の費用が高くなるのです。

治療期間が長い

インプラント治療には、長い治療期間が必要です。インプラントを顎の骨に埋め込んでから定着するまでには2~3カ月程度かかるので、人工歯を装着して治療が完了するまでには4~5か月ほど必要になるでしょう。

顎の骨が少なく定着までに時間がかかる場合は6ヶ月以上かかる場合もあります。治療期間が長くなるほど治療に必要な工程も増えるため、治療費が高くなります。

費用が高くてもインプラント治療が選ばれる理由

インプラント治療後天然歯のように噛めて幸せを感じている人

インプラントを選択される方が年々増加傾向にあります。費用が高くてもインプラント治療が選ばれる理由には、以下の4つが挙げられます。

・天然歯と同じように噛める
・見た目が自然
・他の歯に負担がかからない
・寿命が長い

詳しく解説します。

天然歯と同じように噛める

インプラント治療では、顎の骨に人工歯根を埋め込んで上に人工歯を装着します。顎の骨にしっかり固定されているため、自分の歯と同じように噛むことができ、咀嚼力が改善するでしょう。

入れ歯やブリッジの場合は、自分の歯と同等の咀嚼力は望めないため食事に影響を及ぼすことも考えられます。食べる楽しみを失わないために、インプラント治療を選択する方もいるでしょう。

見た目が自然

インプラントの天然歯と変わらない見た目の美しさも、選ばれる理由の1つです。インプラントに使用される人工歯には、セラミックやジルコニアなど審美性の高い素材を選択することができます。

保険診療の入れ歯やブリッジは、インプラントに比べると安価ですが、審美性の高い人工歯を作成することはできず金具が目立つこともあります。

周囲の歯に負担がかからない

周囲の歯に負担がかからないという点も、インプラントが選ばれる理由の一つです。

部分入れ歯の場合は、ほかの歯に金具を引っかけて固定します。ブリッジの場合は、両隣の歯を削って土台にする必要があります。

インプラントは、顎の骨に埋入した人工歯根に人工歯を装着するため、独立して機能します。周囲の歯に負担がかかることはないでしょう。

健康な歯を削ったり負担をかけたりすると、周囲の歯の寿命が短くなる可能性があります。ほかの歯に負担をかけずに治療できることは、将来より多くの健康な歯を残すことにつながるでしょう。

寿命が長い

インプラントは寿命が長いことも、選ばれる理由です。保険の入れ歯やブリッジは、経年劣化により5~8年ほどで寿命を迎えるため、その度に作り替える必要があります。

インプラントは10~15年ほど使用できるとされています。セルフケアやメンテナンスをしっかりしていれば、半永久的に使用できることもあります。

インプラント治療は費用が高いものの、長い目で見るとコストを抑えられるかもしれません。

インプラント治療の費用を安くする方法はある?

インプラント治療の費用を抑えるためデンタルローンを利用するイメージ

審美性や機能性が高く長期間使用できるインプラントですが、高額な治療費が心配な方もいるでしょう。インプラント治療の費用そのものを安くする方法は、残念ながらありません。

しかし、以下の方法で費用の負担を軽減できます。

・医療費控除を利用する
・デンタルローンを利用する

詳しく解説します。

医療費控除を利用する

医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えると、支払った費用に応じて納めた税金の一部が還付される制度です。インプラント治療は医療費控除の対象となるので、制度を利用すれば費用の負担を軽減できるでしょう。

また、医療費控除はインプラント治療以外の医療費と合わせて申請できます。医療費の領収書はしっかり保管しておき、確定申告の時期に申請しましょう。

デンタルローンを利用する

デンタルローンとは、歯科治療専用のローン制度です。インプラント治療にかかった費用をローン会社に立て替えてもらい、治療費に利息を加えた費用を分割で支払います。

クレジットカードの分割払いの手数料などに比べると、デンタルローンの金利は低いです。まとまったお金を用意できない場合や、費用を分割で支払いたい場合に利用すれば、費用の負担を軽減できるでしょう。

ただし、デンタルローンを利用する場合は審査が必要です。20歳以上の安定した収入がある方が対象の場合が多く、審査に通らなければ利用できないため注意が必要です。

まとめ

インプラント治療で自然な口元になった人

インプラント治療の費用が高い理由には、自費治療であることやインプラント自体が高額であることが挙げられます。設備が整った環境や、技術のある歯科医師を揃えるには多くの費用がかかることなども理由でしょう。

しかし、インプラントは入れ歯やブリッジに比べて寿命が長く、機能性や審美性に優れています。治療にかかる費用は高いですが、長い目で見ると歯の健康やコスト面でも優れた治療法といえるでしょう。

医療費控除やデンタルローンを利用することで、費用の負担を軽減できます。インプラント治療を検討している方は、一度歯科医院で相談してみましょう。

インプラントを検討されている方は、千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」にお気軽にご相談ください。

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