こんにちは。千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」です。
噛み合わせの乱れを早めに整え、日常生活への影響を防ぎたいと考える方は多いです。いざ治療を検討し始めると、どれくらいの期間が必要なのかが気になり、一歩踏み出しにくくなることもあるのではないでしょうか。
この記事では、噛み合わせ治療に必要な期間や、治療期間を左右する要因について解説しています。治療期間を延ばさないための方法もご紹介しますので、治療を検討している方はぜひ参考にしてください。
噛み合わせ治療とは

噛み合わせ治療とは、上下の歯を適切に接触させ、顎や筋肉に過剰な負担がかからない状態へ整えるための治療です。
噛み合わせが乱れると、特定の歯や筋肉、関節などに力が集中します。その結果、歯の摩耗や破折が起きたり、顎関節への負担が増えたりして、顎の痛みや開口障害、頭痛、肩こりといった全身症状につながることもあります。
噛み合わせの異常は、出っ歯・受け口・開咬・叢生といった不正咬合だけではありません。過去に装着した被せ物の形態や状態が影響して起こるケースもあります。
そのため、噛み合わせ治療には、歯の位置を整える矯正治療、被せ物などを装着する補綴治療、歯の接触状態を微調整する咬合調整など、いくつかの方法があります。どの治療を選ぶかは症状の原因や程度によって異なり、複数のアプローチを組み合わせることもあります。
噛み合わせが整うと、噛む・話すなど日常の動作がスムーズになり、歯や顎にかかる負担も軽減されます。長期的に健康な口腔環境を維持するためにも、噛み合わせ治療は大切な役割を果たすといえるでしょう。
噛み合わせ治療にかかる期間

噛み合わせ治療にかかる期間は、治療方法や症状の程度によって大きく異なります。ここでは、主な治療方法ごとの標準的な期間について説明していきます。
矯正治療の期間
ワイヤー矯正やマウスピース矯正などの矯正治療を行う場合、一般的には1年半〜3年程度を治療期間の目安とすることが多いです。
軽度の不正咬合であれば1年程度で終了することもありますが、骨格的な問題が伴う複雑なケースでは3年以上かかることも珍しくありません。
矯正治療は歯を少しずつ動かしていくため、どうしても時間がかかります。歯の移動は1ヶ月に約0.5〜1ミリメートル程度のペースで進むため、大きく歯を動かす必要がある場合は相応の期間を要するのです。
また、矯正治療終了後も、歯が元の位置に戻ろうとする後戻りを防ぐためにリテーナーと呼ばれる保定装置を1〜2年程度使用する必要があります。
補綴治療の期間
被せ物や詰め物で噛み合わせを調整する補綴治療の場合、短期間で治療が完了します。単純な噛み合わせ調整であれば数週間から2〜3ヶ月程度で終わるケースも少なくありません。
ただし、複数の歯に対して補綴治療を行う場合や、インプラント治療を含む場合には期間が延びます。インプラント治療では骨と人工歯根が結合するまでに3〜6ヶ月程度の期間が必要となるため、全体として半年から1年程度かかることもあります。
咬合調整の期間
歯の一部を削って噛み合わせを調整する咬合調整は、最も短期間で完了する治療方法です。軽度の不調であれば1回の通院で終わることもあり、複数回の調整が必要な場合でも数週間から1〜2ヶ月程度で治療が完了します。
ただし、歯を削れる量には限界があるため、大きな噛み合わせの問題には対応できません。あくまでも軽微な調整が必要な場合に行われる治療法です。
治療期間に影響を与える要因

噛み合わせ治療の期間は個人差が大きく、さまざまな要因によって左右されます。治療を始める前に、これらの要因を理解しておきましょう。
不正咬合の種類と程度
噛み合わせの異常の種類や重症度は、治療期間を決める最も重要な要素です。矯正治療を行う場合、軽度の叢生や部分的な噛み合わせのずれであれば短期間で改善できる可能性がありますが、骨格性の出っ歯や受け口、開咬などは長期化しやすいです。
また、上下の顎のバランスに大きな問題がある場合、外科的矯正治療が必要になることもあります。この場合、入院や術後の回復期間も含めて治療期間が延びることになります。
患者さまの年齢
矯正治療を行う場合、年齢も治療期間に大きく影響する要因です。成長期にある子どもや若い患者さまの場合、骨の代謝が活発で歯の移動がスムーズに進むため、短期間で治療が完了する傾向があります。
成長を利用した治療も可能なため、効率的に噛み合わせを改善できることも多いでしょう。
一方で、成人の場合は骨が硬くなっており歯の移動に時間がかかります。特に40代以降では歯周組織の状態も考慮する必要があり、慎重に治療を進めなければならないため期間が延びる可能性があります。
治療への協力度
患者さまが治療方針にどれだけ協力できるかも重要なポイントです。例えば、マウスピース矯正では1日20時間以上の装置の装着が推奨されています。しかし、自己管理ができず装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かず治療期間が延びる原因になります。
また、定期的な通院を守ることも大切です。予約をキャンセルしたり通院間隔が空いたりすると、その分だけ治療の進行が遅れます。治療中の注意事項を守ることや、歯科医師の指示に従って適切なケアを行うことも、スムーズな治療進行には欠かせません。
口腔内の状態
虫歯や歯周病がある場合、まずはこれらの治療が優先されるのが一般的です。不健康な歯や歯茎の状態で治療を進めると、結果的に歯を失うリスクが高まるためです。
虫歯や歯周病の治療にかかった期間の分だけ、噛み合わせ治療の開始が遅れることがあります。
噛み合わせ治療の期間を延ばさないためには

ここでは、治療期間を延ばさないための具体的な方法をご紹介します。
早期に治療を始める
噛み合わせの問題は、時間が経つほど症状が複雑になり、治療に必要な期間も長くなる傾向があります。違和感や噛みにくさを感じた段階で早めに受診することが、治療期間を延ばさないために重要です。
特に、成長期の子どもは、顎の発育を利用した治療が可能な時期が限られているため、そのタイミングを逃さないことが大切です。成人の場合も、早期に治療を開始することで顎関節症などの二次的なトラブルが起こる前に対処でき、選択できる治療方法の幅が広がります。
早めの受診は、治療の効率を高めるうえで大きなメリットとなります。
積極的に協力する
治療期間を延ばさないためには、患者さま自身の協力も欠かせません。どの治療方法であっても、歯科医師からの指示を守り、計画通りに進めることが大切です。
矯正治療の場合は、装置の使用時間や調整のタイミングが治療の進行に直結します。マウスピース矯正では、わずかな装着不足でも積み重なると進行が遅れるため、日常生活の中で装着習慣を整えることが重要です。
また、通院スケジュールを守ることも、治療期間に大きく影響します。調整のタイミングが遅れると、歯の動きや顎の状態の変化を適切に管理できず、治療が停滞することがあります。
仕事や家庭の都合で通院が難しい場合は、事前に相談し無理のないスケジュールを組むようにしましょう。
口腔内を清潔に保つ
治療期間中の口腔衛生管理は非常に大切です。特に、矯正装置を装着している場合は、食べ物が挟まりやすく虫歯や歯周病のリスクが高まります。もし治療中に虫歯ができると、矯正治療を一時中断して虫歯治療を行わなければならず、その分全体の期間が延びることがあります。
毎食後の丁寧な歯磨きはもちろん、デンタルフロスや歯間ブラシも活用して隅々まで清潔に保ちましょう。また、定期的にクリーニングを受ける中で歯科衛生士のチェックを受けることも、問題の早期発見につながります。
経験豊富な歯科医師を選ぶ
噛み合わせ治療の期間は、担当する歯科医師の経験や技術によっても左右されます。噛み合わせに関する知識が豊富な歯科医師であれば、精度の高い診断に基づいた効率的な治療計画を立てることができ、予期せぬトラブルにも柔軟に対応できます。
また、最新の設備やデジタル技術を導入している歯科医院では、より精密なシミュレーションや診断が可能になり、従来よりも短期間で治療が完了するケースもあります。
まとめ

噛み合わせ治療の期間は、症状の程度や治療方法、口腔内の状態によって大きく異なります。
軽度な調整であれば短期間で終わることもありますが、全体的なバランスを整える場合は、時間をかけて進める必要があります。大切なのは、治療期間の長さだけに目を向けるのではなく、将来的なお口の健康を見据えて計画を立てることです。
噛み合わせに不安や違和感がある方は、早めに歯科医院で相談し、自分に合った治療方法と期間を確認することから始めてみてください。
噛み合わせの治療を検討されている方は、千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯や歯周病治療だけでなく、小児歯科や矯正歯科、ホワイトニング、マタニティ歯科などさまざまな診療に力を入れております。ホームページはこちら、WEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。