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重度の虫歯がもたらすリスクと治療法!治療を受けられないときの対処法も

重度の虫歯の痛みに苦しむ女性

こんにちは。千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」です。

「気づいたら虫歯が重度に進行していた」「重度の虫歯でも治療は受けられるの?」など、重度の虫歯に関するお悩みは多くの方が抱えているでしょう。特に、歯の痛みを我慢している方や、忙しさから受診を先延ばしにしている方は、重度の虫歯に進行している可能性が高いかもしれません。

この記事では、重度の虫歯の特徴から重度の虫歯がもたらすリスク、治療法までを詳しく解説します。また、すぐに治療を受けられない場合の対処法についても取り上げていますので、参考にしてください。

重度の虫歯とは

虫歯の進行のイメージ

虫歯の進行度はCOからC4までの5段階に分けられますが、重度の虫歯はその中でもC3とC4に該当します。C3は虫歯が歯髄(歯の神経)にまで達し、激しい痛みが出ている状態です。C4はさらに深刻で、虫歯が歯冠部をほとんど破壊し、歯根だけが残っている状態です。ここまで進行すると感染が歯の根の先端に広がり、歯を残すことが難しいケースが多くなります。

重度の虫歯では、単に歯を削って詰めるだけの処置では十分な改善は見込めません。歯の神経を取り除く根管治療や、場合によっては歯そのものを抜かなければならないこともあるでしょう。

重度の虫歯を放置するリスク

重度の虫歯を放置するリスクを説明するイメージ

重度の虫歯を放置すると、口腔内だけではなく、身体全体にも深刻な影響をもたらす可能性があります。ここでは、重度の虫歯がもたらす具体的なリスクを見ていきましょう。

歯の喪失につながる

虫歯が歯の神経や歯の根っこにまで達すると、歯の保存が難しい状態になります。ここまで進行した歯は自然治癒することはなく、抜歯以外に選択肢がない場合も少なくありません。

1本でも歯を失うと、見た目だけではなく噛み合わせや発音、さらには周囲の歯への影響も生じます。また、時間の経過とともに歯並びが崩れたり、咀嚼のバランスが悪くなったりすることで、噛む力や消化機能にまで支障をきたす可能性もあります。

治療が複雑化する

重度の虫歯になると、軽度の虫歯と比べて治療が格段に複雑化し、治療費も増加する傾向があります。初期段階の虫歯であれば、歯の表面の浅い部分を削り、コンポジットレジンと呼ばれる樹脂を詰めるだけで済みますが、重度まで進行すると根管治療や被せ物(クラウン)の作製が必要になります。

口臭や見た目に影響する

虫歯が進行して歯が崩壊すると、食べ物のカスや細菌がたまりやすくなり、強い口臭の原因になります。自分では気づきにくいのですが、周囲の人には不快感を与える可能性があります。また、黒く変色した歯や欠けた歯は見た目にも悪影響を及ぼし、他者とのコミュニケーションに悪影響を与えることがあります。

特に、接客業や営業職など、人と接する機会が多い方にとっては、口臭や口元の印象が大きな影響を与えるため、これらの問題は無視できません。自信が持てなくなることで、精神的なストレスを感じる人もいます。

全身の健康に影響する

虫歯は口の中だけの問題と思われがちですが、重度に進行すると全身の健康にも大きな影響を及ぼします。虫歯が神経にまで達し、歯髄炎や根尖性歯周炎を引き起こすと、炎症が血流に乗って全身に広がり、深刻な全身疾患の原因になることがあるのです。

例えば、細菌が血液を通じて心臓に到達すると、感染性心内膜炎を引き起こすリスクが高まります。これは心臓の内膜や弁に細菌が付着して炎症を起こす病気で、命に関わることもある重大な疾患です。特に、心臓に基礎疾患を持つ人は注意が必要です。

また、重度の虫歯は誤嚥性肺炎の原因にもなります。虫歯が原因で口腔内細菌が増殖し、それが唾液とともに肺に流れ込むと、肺に炎症を引き起こすことがあります。高齢者や免疫力の低下している人は、特にリスクが高くなります。

重度の虫歯の治療法

根管治療のイメージ

重度の虫歯は、初期段階の虫歯とは異なり、複雑な治療が必要となります。治療方法は虫歯の進行度や残っている歯の状態によって異なります。

根管治療

根管治療とは、根管という細い管の中から、虫歯に感染している部分を取り除き、その後、根管の中を清掃・消毒し密封する治療法です。最後に被せ物(クラウン)を被せて、歯の機能を回復させます。

虫歯が神経にまで達した場合のほか、歯に強い痛み、排膿などの症状が見られる場合にも行われることがあります。根管治療を行うことで抜歯を避けて自分の歯を残せる可能性が高まります。根管治療は複数回にわたって行われるのが一般的です。

抜歯

抜歯は、重度の虫歯によって歯の保存が不可能な場合に行われる処置です。歯根の破壊が進み、周囲の骨や組織にまで感染が及んでいる場合は、残念ながら抜歯以外の選択肢がないこともあります。「自分の歯を残したい」と思うのは自然なことですが、無理に残すと周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性もあるので、必要に応じて抜歯を選択するケースもあります。

補綴治療

歯を抜いたあとの空いたスペースをそのままにしていると、噛み合わせの変化や骨の吸収、発音障害など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。そのため、抜歯後には歯の機能を補う補綴治療が必要です。主な補綴方法には、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。

まず、入れ歯は着脱可能な人工歯です。部分入れ歯の場合は、周囲の健康な歯に金属のバネをかけて固定し、全体を支えます。総入れ歯の場合は、歯ぐき全体に乗せる構造になっています。

ブリッジは、欠損部の両隣の健康な歯を土台として利用して橋を渡すように人工歯を固定する方法です。見た目も自然で、入れ歯のように取り外す手間がありません。ただし、土台となる歯を削る必要があることから、健康な歯への負担が避けられません。

インプラントは、あごの骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せる方法です。天然歯に近い噛み心地と見た目を実現でき、周囲の歯に負担をかけないのが大きな利点です。一方で、外科手術が必要であり、治療期間が長く費用も高額になりやすいため、全身の健康状態や生活スタイルに合わせて慎重に判断する必要があります。

どの方法にもメリット・デメリットがあるため、歯科医師とよく相談して自分に合った補綴方法を選ぶことが大切です。

すぐに受診できないときの対処法

重度の虫歯の痛みをおさえるために鎮痛剤を飲むイメージ

何らかの理由で治療をすぐに受けられない場合は、以下のような対処法を取ってみてください。

ただし、ご紹介する対処法は、あくまでも治療を受けるまでの応急処置です。強い痛みが出ているなど、重度に進行した虫歯は自然に治癒することはないので、できるだけ早く歯科医院を受診するようにしましょう。

痛み止めの内服

痛みが強い場合、市販の鎮痛剤を使用することで、痛みを和らげられます。ただし、鎮痛剤の服用はあくまで一時的な対処法であり、痛みが引いたとしても虫歯そのものが治ったわけではありません。痛み止めを常用するのは避け、できるだけ早く歯科医院で根本的な治療を受けるようにしましょう。

食事内容の工夫

重度の虫歯があると、食事の際に強い痛みが生じて食べること自体が苦痛になることがあります。治療を受けられない期間中は、刺激が少なく噛みやすい食材を選ぶことがポイントです。やわらかく煮込んだ煮物、スープ、うどん、リゾット、卵料理などは歯に負担をかけずに栄養を摂取しやすいです。

一方で、甘いお菓子やジュースなどは虫歯を悪化させる原因になるため、しばらくの間は控えるようにしましょう。

口腔ケアの徹底

早めの受診が難しい状況でも、セルフケアは継続することが大切です。できる範囲でやわらかい歯ブラシやブラッシング補助用具を使い、歯と歯の間や歯ぐきの境目まで汚れを残さないよう、丁寧に磨きましょう。就寝中は唾液の分泌が低下して細菌が繁殖しやすくなるため、夜のブラッシングは特に重要です。

まとめ

重度の虫歯を治療して笑顔の男性

重度の虫歯を放置すると、歯の喪失や全身の健康問題へと発展するリスクがあります。痛みや腫れといった症状が出る頃には、すでに治療が困難な状態に進んでいる場合も少なくありません。また、歯を守るために必要な処置も多くなり、時間や費用の負担が大きくなります。

虫歯は「治るだろう」と放置するのではなく、「早く治そう」と行動することが大切です。少しでも気になる症状があれば、迷わず歯科医院を受診しましょう。

重度の虫歯にお悩みの方は、千葉県市川市にある歯医者「本八幡駅前ミツル歯科」にお気軽にご相談ください。

当院では、虫歯や歯周病治療だけでなく、小児歯科や矯正歯科、ホワイトニング、マタニティ歯科などさまざまな診療に力を入れております。ホームページはこちらWEB予約も受け付けておりますので、ぜひご活用ください。

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