気になる口臭を治療します
小児歯科だけではなく、妊産婦の方にも気楽に通っていただけるように配慮しております。
妊娠誰かの口臭が気になると、つい自分の口の臭いも気になってしまいますよね。
口臭のケアはデリケートな問題ですので、他人になかなか指摘されることはありません。
そのため、知らないうちに相手を不快にさせてしまっていることも考えられます。
自分の口臭が気になるようでしたら、まずは歯科医院の口臭検査を受診されることをオススメします。
口臭には必ず何らかの原因があり、歯科医院での検査ではこうした原因を明らかにすることができます。
当院では口臭治療として、口腔衛生のプロが問題の解決策についてご提案し、臭いの治療を行っています。
口臭の原因
プラーク（歯垢）は、噛み合わせが悪いと溜まりやすくなり、虫歯がそこから進行しやすくなってしまいます。
また、まっすぐにかむ力が加わらず、歯が揺さぶられるため歯周病のリスクも高まります。とくに体の抵抗力が年齢とともに低下すると、歯周病を発症しやすくなるので気をつけなければなりません。
さらに、顎関節症にもなりやすくなります。顎関節症の原因が噛み合わせの悪さだけというわけではありませんが、かんだ時に安定しないため、顎の関節に多くの負担がかかるようになります。
そのほかにも、局所的な症状（頭痛や肩こりなど）に加えて、自律神経失調症など全身症状の原因となる可能性もあります。歯や顎だけでなく、直接は関係しないと思われているさまざまな部位に噛み合わせの悪さが不調をもたらしてしまうのです。
普段そこまで噛み合わせについて意識していない方がきわめて多いと思いますが、とても多くの症状を引き起こしうることをぜひともご理解ください。
口臭の種類
- 大きな虫歯
- 虫歯の穴に食べ物が詰まり、細菌が発酵して口臭を発生させます。
- 歯周病
- 歯周病の原因菌が唾液や血液、食べカスを分解して口臭を発生させます。
- 親知らず
- 親知らずのブラッシングが不十分になると、細菌が停滞・増殖して口臭を発生させます。
- 歯科以外の病気
- お口の中が引き起こす口臭以外にも、糖尿病や肝臓・腎臓などの病気が引き起こすものもあります。そのほか、副鼻腔炎や咽頭・喉頭の炎症、悪性腫瘍などがあります。
- 生理的口臭
- 生理的口臭とは、起床直後や空腹時、緊張時などに見られる誰にでもある臭いのことを指します。
こうした場面では唾液の分泌量が減少し、細菌が増殖することで口臭の原因物質（VSC：揮発性硫黄化合物）を作り出します。ただし、歯磨きでVSCは減少し、食事や会話などで唾液量が増えれば口臭も急激に弱まります。 そのため、生理的口臭においては治療の必要はありません。
- 病的口臭
- 病的口臭とは、身体の何らかの疾患が引き起こしている口臭のことを指します。
病的口臭の90%以上は、虫歯や歯周病（および歯垢や歯石）、舌苔、入れ歯の清掃不良など、お口の中に起因していることがほとんどです。そのほか、鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病などが原因で口臭が発生している場合もありますが、歯科ではお口の中の病気が原因となって引き起こしている口臭を対象に治療を行います。
口臭を予防するために
口の中を清潔にすることが、口臭の一番の予防方法です。
毎日ご自宅で行うセルフケアはもちろん、歯科医院で定期的に行うプロフェッショナルケアをうまく活用して口臭を予防していきましょう。
- ・デンタルフロスや歯間ブラシなどを使い、ブラッシングでは落としきれない汚れを取り除きましょう
- ・舌ブラシを使用して、口臭の原因となる舌苔を除去しましょう
- ・入れ歯は毎日清掃しましょう
- ・十分な睡眠とバランスのとれた食生活を送りましょう
- ・歯科医院でのお口のクリーニング（PMTC）を定期的に受けましょう
- ・自分のお口の中にあったブラッシング方法の指導を受けましょう
- ・虫歯や歯周病は早めに治療を受けましょう
診察の流れ
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- Step1初診カウンセリング
- はじめに、口臭に対する意識や既往暦、歯磨き習慣などについて問診票へご記入いただきます。
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- Step2口腔内検査
- お口の中を拝見し、虫歯や掃除困難な歯並び、適合の悪い詰め物がないかなどをチェックします。
また、歯肉に炎症が起きていないかや、舌苔の程度を確認します。
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- Step3診断と説明
- 口臭の原因と考えられるお口の症状や生活習慣についてご説明いたします。
また、ご自宅でのケア（正しいブラッシング方法や舌磨き方法）についてご指導いたします。
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- Step4フィードバック（次回診療日）
- ご自宅でのケアで分からなかったところや、上手くできなかったところなどをお伺いしながら、患者様に合わせてブラッシング方法の再指導をしたり、お口のクリーニングを行います。
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- Step5処置終了後、再評価・メンテナンス
- 再び口臭測定を行い、口臭がなくなっていれば治療は終了です。
口臭の原因がお口の中にある場合、ご自宅でのケアに加えて、歯科医院で定期的にメインテナンスを受けることで口臭を予防することができます。 定期検診にぜひお越しください。