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千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 予防歯科

大人の歯は一度削ったり抜いたりしてしまうと、削った歯が再生したり、新たに歯が生えてくることはなく、二度と元通りには戻りません。

このような現実を踏まえて当院では、皆様にいつまでも楽しくおいしくお食事をお召し上がりいただき、幸せな生活を笑顔で過ごしていただくためのお手伝いもさせていただいております。

すなわち、当院では悪くなった歯を治療するだけでなく、治療した歯も含めて患者様の歯が悪くならないように予防することに注力しています。

虫歯になった歯を治療するだけではなく、虫歯にならないように予防するために通院するといった「予防歯科」に取り組みませんか?

定期検診

千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 定期検診

当院では、全ての患者様に定期検診によるお口の健康管理ならびに健康維持をお勧めしています。

当院で治療を終えられた患者様のほとんどが、定期検診の意義と重要性とを理解していただき、期間が延びたとしても4ヶ月に1度の定期検診を実践していただいています。

定期的にお口の健康状態を医師がチェックすることにより、前回より改善あるいは悪化しているところを鮮明に把握することができます。

具体的には、定期検診において歯周病の予防、虫歯および噛み合わせのチェックを行います。
歯周病および虫歯がないことと噛み合せが正常であることは、お口の中を健康な状態でキープするために欠かせないことです。

定期検診を続けていただくことにより歯のトラブルを早期に発見することができ、そのトラブルに対するベストな治療方法についてご提案させていただくことができます。

歯周病予防
定期検診では必ず、歯周病予防を行います。
痛みが出ているような緊急に対処しなければならない治療が発見されなければ、先に歯周病予防を行い、お口の中を良い状態にしてから次の治療を進めるほど、歯周病対策は重要です。
予防メニュー
歯周病予防および定期検診だけでなく、患者様ご自身および医師の診断により考えられるリスクに応じた予防のオプションのメニューがあります。 そのオプションを+α(プラスアルファ)していただくことにより、予防の効果をさらに高めていただくことができます。

定期検診の大切さ

千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 定期検診の大切さ

スウェーデン、フィンランドやアメリカなどの予防先進国といわれる国々では、定期検診率が80~90%と言われています。

一方で日本は、平成年度の調査結果である34.1%と比較すると平成28年度の52.9%が増加しているものの、予防先進国にはまったくおよびません。

そのため、日本人の80歳では、親知らずを含めず28本あったはずの歯が平均7本しか残っていないというのが現実です。

平成元年より当時の厚生省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上の歯を保とう」という「8020運動」が始まっていますが、これには定期検診は欠かせません。

虫歯および歯周病に対する予防法

虫歯予防メニュー
フッ素:虫歯になりやすい方およびお子様の検診時に、フッ素塗布をおすすめしています。
フッ素は、虫歯予防に有効な化学成分です。
フッ素イオン:フッ素塗布よりも虫歯予防効果が高く、大人の方にお勧めしています。
サリバテスト:ハミガキしているのにすぐ虫歯になるような方にお勧めしています。
唾液で検査できる試験法で、虫歯の原因因子を調査できます。
歯周病予防メニュー
TBI(ブラッシング)指導:特に歯垢および歯石がたまりやすい部位に対するブラッシング方法ならびに患者様各個人に適した磨き方を指導いたします。
ぺリオテスト:歯の動揺度(ぐらつき度合い)を評価し、原因を追求して対策を行います。
3DS:虫歯菌や歯周病のための除菌を行う最新の方法でフッ素塗布よりも効果が高く、大人の方にお勧めしています。
キシリトールによる予防
キシリトールは虫歯予防効果を期待されるため、近年さまざまな製品に含まれています。
そこでキシリトールの濃度に注目して、製品の選択を行っていただきたいと思います。

その製品に使用されている甘味料の50%以上がキシリトールであり(甘味料としてのキシリトールが100%のものがベスト)、キシリトール以外の甘味料として、ソルビトール、マルチトールやマンニトールなどの歯を溶かしてしまう酸を作りにくい成分が含まれている製品をお選び下さい。

また、食べ方のポイントは、キシリトールを1日に5~10gの量を3回以上に分けて食べると虫歯予防に効果的であるといわれています。 歯科医院においてあるキシリトールガムであれば、1回2粒を3回に分けると良いでしょう。

口腔がん検診

千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 口腔がん検診

当院の定期健診では口腔環境の診察の一環として、40歳以上の方から口腔がんのような症状がでていないかを併せて行っています。

経験豊富な担当医が、口腔内における腫瘍あるいは異物の有無を入念にチェックします。

実際、当院においてこの1年間における定期検診時の口腔がん検診で2症例の口腔がんを発見し、病診連携により速やかに成人病センターへの紹介を行ない、適切な処置を行うことができました。

口腔がんとは?
ここで言う口腔がんとは、舌にできる舌がん、舌と歯茎との間にできる口腔底がん、歯茎にできる歯肉がん、頬の内側粘膜にできる頬粘膜がんや口の天井部分にできる硬口蓋がんなどを指しています。

口腔がんは口の中を不衛生にしている方、虫歯や義歯などで舌および口腔に刺激を与え続けている人、熱い食べ物や辛い食べ物などの刺激物を好んで食べる人などに多くみられます。

また、喫煙や飲酒なども罹患する大きな原因となることがわかっています。
口腔がんの症状
初期症状では痛みや出血などはなく、硬いしこりがあるといった程度がほとんどです。
痛みがないため自覚症状が薄く、本人的には口内炎がなかなか治らないと素人判断で済ませているケースもあります。

症状が悪化すると硬いシコリがあることを感じる程度にまでなり、冷たい物、辛い物や酸っぱい物などがしみたり、そのしこりに物が触れると痛みを感じるようになります。

シコリができた場所にもよりますが、がんが大きくなってくると腫瘤が目視できるようになり、指で触れるほどになります。 腫瘤ができた場所によっては摂食が困難になり、腫瘤から出血といった症状が出る場合も少なくありません。
早期発見
口腔がんも早期発見であれば大事に至らないことも多々あります。
実際、当院において何度も口腔がんを発見し、病診連携により速やかに成人病センターへの紹介を行ない、適切な処置を行いました。
まずは予防し、患ってしまっても早期発見すること。
そのためにも当院では4ヶ月に1度の定期健診をお勧めしております。

予防歯科および定期検診に関するQ&A

Q.予防歯科とは何を行うのですか?

A.予防歯科とは虫歯および歯周病になってから歯科医院で行う治療ではなく、これら疾患を発症しないように前もって予防しておくことでお口の中の健康を保つことを言います。 予防歯科には、歯科医院で行うプロフェッショナルケアとご家庭で行うホームケアがあります。

Q.定期検診では何を行うのですか?

A.定期検診では、担当医および担当衛生士が以下の内容を主に行います。
・治療した歯の状態をチェック
・適切なブラッシング方法で歯磨きができているかをチェック
・歯肉の状態をチェック
・かみ合わせに問題がないかをチェック
・歯になっていないかをチェック
またプロフェッショナルケアとして、スケーリングと呼ばれる歯石とり、歯磨き指導、小さいお子様にはフッ素塗布を行います。

Q.フッ素は歯に対してどんな効果があるのですか?

A.フッ素とは歯の質を強化し、再石灰化の促進ならびに虫歯菌による酸の産生を抑制します。
乳歯および生えた直後の大人の歯には特に、虫歯になりやすいため、この時期におけるフッ素を用いた施術により、虫歯になりにくい強い歯を作ります。 大人にも効果的ですが、お子さんの歯に絶大な効果を発揮します。

Q.予防歯科および定期検診は、保険適用で受診できますか?

A.基本的には、自由診療となります。
しかし、当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」認定医院ですので、フッ素塗布および歯周病の安定期治療、検査、歯石除去や歯の清掃などを中等度以上の歯周病に罹患した患者様に対し実施する際には、保険適用で受診いただくことが可能です。

PMTC(歯科医院で専門家により行われる歯面清掃)

千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 PMTC(歯科医院で専門家により行われる歯面清掃)

お口の中の汚れには大別すると、プラークと歯石といった2種類があります。
プラークは、歯と歯肉との境目や歯と歯との間などについていることがよくある、白くて粘々した汚れのことを指します。

プラークの大部分が細菌の集まりにより占められており、虫歯および歯周病の原因の1つとして挙げられます。
当院ではその方にあったクリーニングを提供するために、顕微鏡にてこのプラークの中の細菌を観察することを行っています。

このようにおひとりおひとりの口腔状況を把握した上で、クリーニングを行なうことにしています。
この歯石の表面はザラザラとして粗くなっているので、細菌の集まりであるプラークがとてもつきやすい場所になってしまいます。

つまり、歯石が歯に付着している限り、細菌の温床になってしまいます。
歯石は、プラークが石灰化して形成されたもので、歯と歯との間や、歯肉の中のポケットと言われる所に付着していたりもします。

歯石は、とても固く歯ブラシでは洗い落とすことができないので、歯科医院における専門的なクリーニングすなわちPMTCが必要となります。

PMTCのメリット

歯の色を元の白さに戻します
歯の表面についたタバコのヤニや茶渋などの着色汚れであればキレイに落とせます。
歯肉が若返ります
お口の中のプラークおよび歯石を除去すると、お口の中の細菌の種類および数が著しく減らすことができるため、歯肉が健康になり若返ります。
虫歯を防ぐ
プラークが長期間歯に付着し続けると、虫歯菌から出される酸によって歯が溶けて虫歯になってしまいます。
PMTCを行うことにより、虫歯を発症するリスクが激減させることができます。
歯がキレイになり、口の中がさっぱりします
PMTCの実施後にはお口の中にプラークがなくなるので、すっきりさわやかになります。
また、歯の表面も歯石などがなくなったために、ツルツルして気持ちがよくなります。

当院のPMTC

痛みが苦手な方用の洗浄エアーブラシ器具「ユリー」
ユリーは超微細振動によって水流に小さな渦巻をたくさん作り、歯垢を除去していきます。
超微細振動によって歯を傷つけずに痛みを少なく汚れのみを落とすことができます。
頑固な着色取りが可能な「クイックジェット」
クイックジェットは炭酸カルシウムの粒子と水を霧状にし、歯の汚れを強力に除去することができます。
一般的なPMTCと比べて、非常に効果が高い方法です。

PMTCに関するQ&A

Q.歯のPMTCとは何ですか?

A.歯科医院で専門家がお口の中の汚れをきれいに落とすことです。
ご家庭での歯磨きも大切ですが、歯石および着色はPMTCでしか除去できないので、定期的に医院でのクリーニングをお勧めします。

Q.PMTCはどのくらいの頻度で施術してもらうのがよいですか?

A.頻度はお口の中の環境によって様々ですが、一般的には3ヶ月に1度です。PMTCを行うことにより、虫歯および歯周病の原因になる細菌を含む歯垢と歯石とが少なくなりますが、時間の経過とともにこれらは再び増殖し始めます。 この期間が約3ヵ月と言われているので、3ヵ月ごとにPMTCをお勧め致します。

Q.PMTCとは何をするのですか?

A.PMTCでは主に以下のような専門的な器具を使い歯科医師や衛生士によってクリーニングをしていきます。
①歯ブラシとエアーブラシでのブラッシング
②歯石および着色を超音波で粉砕して取る超音波スケーラー
③超微粒子撥水パウダー、水および圧搾空気の混合物を吹き付けることによって汚れや色素を落とすエアフロー
④歯と歯との間の汚れを取るフロス
⑤歯間ブラシ

Q.PMTCの施術は痛くないですか?

A.歯茎が健康であり、歯茎が引き締まった状態であれば痛みはさほどありません。
しかし歯茎に炎症がある場合には痛みが走り、歯茎から出血することもあります。 出血することに問題があるわけではなく、歯茎の健康状態が悪くて炎症がある状態の表れです。

Q.自宅における歯磨きは、電動歯ブラシの方が汚れ落としに効果的ですか?

A.電動歯ブラシはその動作方法により高速運動電動歯ブラシ、音波歯ブラシ、超音波歯ブラシといった3種類に大別されます。 手用歯ブラシと比較すると、電動歯ブラシによる歯垢の除去率が高いという結果もありますが、全ての人に電動歯ブラシをお勧めはできません。 電動歯ブラシの使い方を誤ると逆効果になることがあるからです。 患者様の口腔環境および生活環境に合わせて使用する歯ブラシを考える必要があるので、電動歯ブラシの購入を考えている方は一度、当院へご相談下さい。

Q.奥の歯や重なって生えている歯が磨きにくいですが、どうやって磨けばいいですか?

A.一般的な歯ブラシでは磨きにくいので、タフトブラシを使うのが効果的です。
タフトブラシは日本人にとって馴染みのない道具かもしれませんが、毛先が円錐形になっていて狭い部分に入り込みやすい形になっています。 タフトブラシをペンを持つように握り、歯と歯茎との溝に傾けて当て、小刻みに動かすのが効果的です。

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