口腔外科歯科

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当院では口腔外科認定が在籍しており、専門性を持った歯科医が担当しています。

主な口腔外科の症状

親知らず
難抜歯や骨の中に埋もれている親知らずなどの抜歯には、専門スタッフが担当させていただきます。
腫瘍(口の中のできもの)
舌、歯茎、ほっぺた、唇やあごなどできるできものには良性腫瘍もありますが、舌癌、歯肉癌など舌や歯茎にできる悪性腫瘍もあります。 詳細な検査が必要かどうかを調べてから、それぞれの症状に対する処置を行っていきます。
全身管理
全身疾患に関する薬(例えば血液をサラサラにするお薬など)を服用されている患者様や一般の歯科医院では治療困難とされるような患者様なども、当院では可能限り受け入れて歯科治療をします。
あご関節症
口を開ける時にあご関節から「コキコキ」と音がする、口が開きにくい、あごが痛いなどのあご関節症状を治療します。
インプラントおよび骨造成
歯が抜けた後でも、自分の歯のように噛むことができるようにする治療です。
当院では、ICOI指導医の院長の元、全ての医師がこの技術を専門的に学んでいます。
外傷
骨折、あご関節および歯の脱臼や口腔内の裂傷などに治療対応いたします。
特定機能病院および一般病床400床以上の地域医療支援病院といわれる大病院では他の医療機関からの紹介状なしに受診した場合、選定療養費として5,000円が治療費に加算されます。 大病院に行くべきかどうか、検査が必要かどうか迷われておられる方は、当院へお気軽にご相談にお越し下さい。 当院には大病院の口腔外科出身の歯科医師が複数在籍していますので、当院において対応できる症例も多くあります。

腫瘍

当院では口腔内でき物(腫れ物)に対し、組織生検査を承っています。
お口の中のでき物、違和感および異物感があり以下の症状で気になる方は、当院へお気軽にご相談下さい。

  • ・口の中の痛みが2週間以上続いている
  • ・口内炎が長い期間におよび治らない
  • ・歯を抜いたあとの傷が、なかなか治らない
  • ・口の中にしこり、白い班てんあるいは紅い班てんができている
  • ・唇がしびれや違和感などがある
  • ・物を飲み込む時に、引っかかるような違和感がある
  • ・顎の下が腫れることがあり、この腫れが治まらない

組織生検査

歯科医師が患者様の口の中にでき物があると聞くと、口腔ガンという悪性腫瘍ではないかという疑いを心配します。
検査ではまず画像検査、視診および触診を行い、患部の様子を詳細に調べます。

その結果、ガンである疑いが強ければ麻酔後、でき物や腫瘍などをメスや針などで一部の組織を切り取り、顕微鏡および特殊な検査装置などを用いて調べ状態などを推定します。

検査の結果、悪性のものであれば公立の病院等と連携を取り、対処法を考えます。
ただし、組織生検査の結果を少しでも早く知りたい方は直接、大学病院等の口腔外科を受診した方が早い場合があります。

その際、当院から大学病院等のご予約をさせていただいたり、当該病院へご紹介させていただいたりすることも可能です。

口腔ガンおよび舌ガン

千葉県 市川市 八幡 本八幡駅前ミツル歯科 口腔外科歯科

口腔ガンについて
ガンは悪性腫瘍と言って、命を脅かす危険性がある腫瘍(できもの)だということは皆様ご存知のことと思います。
ガンは様々な臓器にできますが、もちろん口腔内も例外ではありません。

口腔ガンは歯茎、粘膜、舌や喉などのいろんな部位にできる可能性があります。
最近では芸能人が口腔ガンの発症を公表したことで、広く人の知れるところとなった病気です。

また、口内炎が長期間にも続いたり、舌がひりひりしたりして、口腔ガンかもしれないと疑った方がおられるのではないでしょうか。
口内炎の場合、一般的に3〜10日前後の期間内で治癒することが多いですが、それ以上長く続く場合には他の病気が発症している可能性を考える必要があります。

口内炎と似たような症状を示す疾患には、免疫力が下がるような全身的な疾患、粘膜の治癒を遅くするような副作用を持つ薬の内服による影響や口腔ガンなどが考えられます。

そのような疾患の可能性があるかもしれないと医師に診断してもらうのと、ご自身でたぶん大丈夫だろうと素人判断で放置するのとでは、どちらがご自身の身体にとって適切なことをしているのかは容易にご理解いただけるかと思います。

口腔ガンの原因
口腔ガンが発症する原因は未だ不明な点が多く残っていますが、喫煙および飲酒と口腔ガンとの関係が深いことは以前より認識されています。
喫煙されている男性では口腔ガンのリスクが2.4倍になり、飲酒では1.8倍になると言われています。

これらの要因を合わせると、非喫煙者およびお酒を飲まない人と比較してリスクが4.2倍にもなります。
もちろん女性でも喫煙で2.5倍、飲酒で5.9倍のリスクがあると言われています。

これらの統計結果から、喫煙および飲酒を控えることで、口腔ガンの発症を予防することにつながると言うことです。
喫煙はもちろん、肺がんやありとあらゆる臓器などへ影響を及ぼすことも分かっています。また歯周病に対する悪影響は、非常に有名であるあるため、ご存じの方もおられるのではないでしょか。

口腔ガンの原因にはこのほかにも、歯並びによる舌への刺激や過度な舌ブラシの使用なども考えられています。
舌ガンについて
全身にできるガンの約5%が口の中にできるガン(口腔ガン)です。
口腔ガン中の約60%近くは、舌にできるがん(舌ガン)です。

舌ガンは他の臓器のガンと違って身体を切開することなく、その存在を口を開けることで見ることができます。
症状は口内炎のようなただれが長い期間で続く場合、舌の表面が少し硬くなるや粘膜表面が白くあるいは赤くただれることなどがあります。

これらの症状は舌の横(縁の部分)に現れることが多く、舌の裏側にも現れることもあります。
治療方法としては手術、化学療法(抗がん剤)や放射線療法などが適用されます。

手術で該当部位を切除することが一般的ですが、ご年齢や全身の健康状態などの様々なことを考慮して治療方法を決定します。
切開を伴う手術を実施した場合には舌の機能が低下しますので、食事しづらさ、喋りづらさ、誤飲リスクなどの後遺症を生じる場合があります。

5年生存率は70%程度で、他のガンと同様に転移したり、再発する可能性もあります。
口内炎について
患者様が40歳以上である場合、当院では定期検診時に粘膜を含めた口腔内全体のチェックを実施しています。
またその際、口内炎やお口の中のでき物などのご相談も承っています。

このようなチェックの実施やご相談を受けている中で、ほとんどが当院で処置可能な口内炎および腫れ物でありますが、年に1名程度は口腔ガンを発見することに至っています。

口腔ガンである可能性が疑われる場合は、該当組織を傷つけると進行が早まる恐れがあるため当院における検査のための組織採種は行わず、大学病院等の手術および入院が可能な口腔外科をご紹介させていただいています。

もちろん口内炎であれば当院でお薬を処方し、症状が治るまで経過を診させていただきます。
お口のでき物および腫れ物いついて「これぐらいで医者にかかるのは」と思いとどまる方が多いようですが、なかなか治らない口内炎、口の中の腫れ物およびお痛みはお気軽にご相談下さい。
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