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親知らず抜歯当日の流れ、その後の痛みや食事、仕事は出来る?費用は?

「親知らずが痛いです。」という患者様でよくお見掛けするのは、20~30代くらいの方が多いように感じます。

大体が歯ブラシが届きにくい部位であることから汚れが溜まり虫歯になったり、生え方の方向で痛みが生じたりすることが多いですね。
歯が動いたり、生えたりするのは小さい頃だけだろうと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、20歳、30歳でも今まで埋まっていた親知らずが生えて表面に出てくることはありますし、生えてくればそれなりに問題が出てきてしまいます。


また、患者様ご自身でお口の中を見ただけで親知らずが出てないな、と思っても歯医者さんでレントゲン写真を取ると横向きに生えていたりして、抜いたほうが良いものもあったりします。

ある日いきなり痛みが出たら、患者様はどのように対応すればいいのでしょうか。

親知らずの痛みの主な原因や抜歯後のトラブルは以下のページをご覧ください。

親知らず治療 | 本八幡駅より徒歩1分の歯医者ドンキホーテ1階のクリスタルミツル歯科です。夜20時まで診療! (crystal-mitsuru.jp)

  • 親知らずが痛くなったらまず歯医者に予約を
  • 当日抜くの?抜歯の費用は?
  • 抜歯当日の流れと抜歯後の注意事項
  • 抜歯後は痛みが1週間続く場合もあります。食事は出来るの?
  • 当院には口腔外科の専門医が在籍しておりますのでご安心ください

親知らずが痛くなったらまず歯医者に予約を

親知らず付近の歯茎が腫れている、触ると痛い、頬を触ると痛む、頬全体が腫れる、痛い時と痛くない時がある(断続的な痛み)、痛み止めを飲む程痛い等、症状は様々ですが歯の痛みというのはじんじん痛むものや、ある日急に発生するものがあります。


私も歯の痛みを経験したことがありますが口の中の痛みは、ひどい時はお仕事中や家事などやるべき事に集中できないほどズキズキと痛み、あまりの痛さに顔をしかめ頬に手を添えてしまうくらいです。もしかしたら鎮痛剤の痛み止めも効かない程かもしれません。


実際に初診の方で、今日の仕事は早退して歯医者さんに来ましたという方もよくいらっしゃいます。
このような痛みの場合は定期的な検診に行っていない事が原因だと思いますが、とにかく痛みの大小に関係なく違和感を感じたら、まず歯医者さんで予約をしましょう。

当日抜くの?抜歯の費用はどれくらい?

予約して歯医者さん行くと、初診の場合は必ずレントゲン写真を撮り上顎洞炎でないかや下顎だと神経に近くないかを判断し、医院で抜けるのかもしくは大学病院に紹介状を作成し抜いてもらうのかDrが判断します。
当院で抜く場合、一般歯科のDrが当日抜いたり、状態によっては後日ご予約していただきしっかりとお時間を取り、抜歯前日から抗生剤を服用して炎症を抑えてから抜歯という流れになります。


下顎の場合、神経付近に親知らずが生えている事がある為、当院に在籍している口腔外科の専門医に抜歯を依頼する事もあります。
神経近くとなると顔面麻痺リスクもあるので、説明を患者様に行ってから抜歯同意書に同意していただいての施術となります。


まとめると、状態によって当日抜ける場合がありダメなら改めてお時間を取って抜歯となります。
もし、患者様の方でお仕事やプライベートの関係上、当日抜歯する事が難しい場合はDrに仰ってください。
応急処置で痛みを軽減させる事が出来ますので、改めて抜歯のご予約でも可能です。
親知らずの抜歯の費用ですが、保険証の3割負担だと1歯大体¥2,000~¥4,500(+レントゲン撮影¥1,200)になります。


当日に上下の親知らずを抜くことも可能ですので、歯の本数・難抜歯などの場合切開等、処置の工程の多さによって金額は変動します。


また、右側か左側上下の歯は同時に抜歯可能ですが、右下と左下の親知らず抜歯を同時には行いません。抜歯後の痛みもありますが、食事の際支障がある為ですのでご了承ください。

抜歯当日の流れと抜歯後の注意事項

抜歯当日、とても緊張しますよね。本当は抜きたくなかったけど痛みが出たから泣く泣く抜歯、という方もいらっしゃるでしょう。


体調が優れなかったりすると、麻酔後に貧血の様な血の気が下がるような症状がでる患者様もたまにいらっしゃいます。少しでも違和感を感じたらすぐにDrに伝えてくださいね。


さて、抜歯にかかる時間ですが、すぐに抜けるもので30分以内、難抜歯だと大体1時間を頂いております。
時間を聞くと気持ちが沈んでしまうかもしれませんが、当院のDrは患者様のお声がけを丁寧にしておりますので、ペース配分や心理的な面でなるべく患者様に寄り添えるようにしていますので安心してお任せください。

抜歯の流れは下記のようになります。

  1. 表面麻酔
  2. 探針など先端が細い器具で麻酔が効いているか歯と歯茎の境目を刺して確認
  3. へーベルで歯と歯茎を断裂、骨と脱臼
  4. 抜歯鉗子で脱臼
  5. 抜歯鉗子で抜く
  6. 根っこ部分の汚れを専用器具で取り除く
  7. スポンゼル(ゼラチンスポンジ)を根っこ部分に入れて止血、食べ物の混入を防ぐ
  8. 場合によっては縫合
  9. 場合によってはガーゼを噛んでいただき止血(抜歯後30分間)所要時間大体30分

これが難抜歯ですと下記のようになります。

  1. 表面麻酔
  2. 歯茎を開いて切開→歯と歯茎を器具で分離させる
  3. 歯の頭部分と根っこ部分を器具で削って分割し抜く
  4. 根っこ部分の汚れを専用器具で取り除く
  5. スポンゼル(ゼラチンスポンジ)を根っこ部分に入れて止血、食べ物の混入を防ぐ
  6. 縫合
  7. ガーゼを噛んでいただき止血(抜歯後30分間)

所要時間大体1時間

当日の注意事項は以下の通りになります。

  1. 止血ガーゼは抜歯後30分は噛むようにして下さい。その後は破棄していただいて構いません。
  2. 抜歯後血が出ていますが、どくどくと大量に出ていなければ問題ありませんのでご安心ください。
  3. 当日~翌日までは強いうがいはせず、口に含んで吐き出す程度でお願いいたします。強くうがいすると血のかさぶたが取れてしまい治りが遅くなってしまいます。
  4. 痛み止めと抗生剤をお出ししますので飲んでください。抗生剤は飲み切るようにお願いいたします。
  5. 抜歯した箇所が熱を持ってしまい冷やしたい場合、キンキンに冷えた氷ではなく水で濡らしたタオル等で患部付近の頬に当ててください。
  6. 抜歯当日は飲酒・喫煙・激しい運動は避けお風呂もシャワー程度にしてください。
  7. 当日、または翌日必ず消毒にいらしてください。

以上になります。

抜歯後は痛みが1週間続くときもあります。食事はとれる?

抜歯直後に麻酔が切れ始め、痛みが出てくることもあります。
痛みが出る前に痛み止めを飲んでいただいてもかまいません。


当院で処方するロキソニンの場合、麻酔が切れる前に1錠飲んで痛みが引かなければすぐにもう1錠飲んでいただいて構いません。その後は胃に負担がかかる為、最低8時間は開けて服用してください。


私が右下の親知らずを抜いた時は、麻酔が切れ始める2時間後くらいに鈍い痛みがあったのですぐに痛み止めを服用しました。
その後1週間はずっとチリチリとした痛みがあり、日々生活する上で気になるくらいは続きましたが段々と収まり、患部もふさがってきました。


痛みがある時に、舌で患部を触ったり溜まってきた血を取り除く事はしないようにして下さい。
ご飯も抜いた方で噛むことは1週間程度は控えましょう。もし患部に食べ物が詰まっても、口腔内は排出されるよう出来ているのでご安心ください。


もし、痛みが治まらず日常の生活に支障がある場合は、すぐにお電話しDrに診てもらいましょう。

当院には口腔外科の専門医が在籍しておりますのでご安心ください。

当院に在籍している一般歯科Drでも抜歯する事は可能ですが、様々な症例を経験している口腔外科の専門医がおります。


口腔外科専門医とは日本口腔外科学会による厳しい審査と、専門医試験に合格した技術のある歯科医師の事をさし、抜歯を最も得意としますがそのほかにも口腔内の腫瘍・外傷・顎関節症・感染症など幅広いところで高い専門知識を持っております。

口腔内で気になる事があれば是非一度クリスタルミツル歯科でご予約下さい

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